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一般社団法人 中村青年会議所は四万十市と近隣地域の明るい豊かなまちづくりと、経営者(リーダー)としての個人のスキルアップ、そして、出会いと友情を育む団体です。

TEL. 0880-34-2692

〒787-0029 高知県四万十市中村小姓町46

理事長所信CONCEPT                   [理事長挨拶]

【人生万事塞翁馬】
 私が本格的に中村青年会議所の事業に参加し始めたのは、60周年の時でした。大懇親会を担当する副実行委員長の一人として、毎晩のように集まってはああしたい、こうしたい、どうしようとみんなで頭をひねりあっていました。当時は、青年会議所のいろはもわからず、周年事業の意義もよく理解できていませんでしたが、純粋にみんなが驚くようなものを作りたいという気持ちと、その苦楽を仲間と共有している楽しさであふれていました。
 その楽しさを自分でも作りたくなって、翌年、委員長の一人として青少年事業やアカデミー事業を担当させていただきました。自分で委員会を主催し、議案書を書き、理事会で叩かれつつ、事業の構築を行いましたが、自分のやりたいことをうまく伝えられず、思う理想と実際にできることとの違いに悩み、それを形にしていくことが何と難しいものかと痛感しました。人と人との関係や、相手に踏み込むことの大切さと難しさは、その後、副理事長として委員長を支える立場になってからもますます強く思うようになりました。
 振り返ると、私の5年間の青年会議所活動は、常に仲間とともに何かを成し遂げようとするときの楽しさとそこに至るまでのもどかしさに溢れていました。完璧にできたことは一つもありません。見えないところで、多くの仲間に足りないところをフォローしてもらい、支えられてなんとかやってきました。中村青年会議所の多くの先輩方が、60年以上の歴史の中で、人と人とのつながりを大事にする、仲間として助け合うという価値観を築き受け継いでこられたからこそ、今の自分がいます。
 2019年、中村青年会議所にとっては試練の年となります。一つには、ブロック会長を輩出し、実質2つの執行部を一つの青年会議所内で担う必要があること。もう一つに、2018年、2019年併せて10数名の仲間が卒業する巡りの年であること。これまで受け継いできた中村青年会議所の価値観、行動理念を維持しつつ、人的にも財政的にも大変な年を乗り越えていかないといけません。そのために、開催する事業の数を減らしてできる範囲でやっていくことも考えました。ですが、あえてその方法はとらずにいきたいと思います。人が足りない、お金が足りない、だからできないではなく、だからこそ、どうすればそれができるのか、何を変えなければならないのかをみんなで考え、実行していきます。誰かが行き詰まったり、抱えきれなくなりそうなら、みんなでそれを助け支えていきます。そうやって試行錯誤し、工夫した結果は、必ず次の世代にとって貴重な財産となっていくはずです。
 人生万事塞翁が馬、ピンチをチャンスにして、2019年度を中村青年会議所の転機の年にしていきましょう。
 

【例会・理事会・委員会を大切に】
 近年、例会や理事会への出席率が低下しているという指摘があります。実感としてもその通りだと思います。確かに、仕事や家庭で日々忙しい中、ただ義務であるという理由で頻繁に会議に集まるのは負担にも思います。飲食店など夜間の仕事をされている方ならなおさらでしょう。
 しかし、例会や理事会の場は、単なる義務であるというだけではなく一つの修練の場所だと思います。委員会では、委員長を中心にして議論し意見をまとめ、それを自分たちの考えとして上程するために議案書などの形に仕上げていきます。執行部は、出欠を取り、議案を集め、アジェンダを作成するなど毎回の会議が意味のあるものになるよう様々な設えをしていきます。理事会や例会は、そうやって準備したものを持ち寄って議論し、その結果をまた次のために持ち帰る場です。それら一つひとつを乗り越えていくことがメンバー全員にとって修練になります。
 この過程を大事にするために、執行部を中心に、目的意識や参加する意義を意識して例会や理事会を設えるとともに、それらをメンバー全員にきちんと伝えて出席を促していけるよう様々な工夫をしていきます。同時に、副理事長を通じて委員長による委員会の運営を積極的に支援していきます。
 

 【枚方青年会議所・幡多3JCとの友情】
 2019年度は、枚方市と四万十市が友好都市となってから45周年の年となります。その背景には、枚方青年会議所と中村青年会議所に当時在籍されていた2人の先輩の熱い友情と、それをきっかけに始まった両青年会議所の固い絆がありました。このことは、私たちの誇りであり財産です。2019年度も枚方青年会議所と中村青年会議所の熱い友情を受け継ぎ、伝えていく必要があります。
 また、同様に幡多3JCについても、事業だけでなく様々な場面での交流を図っていきたいと思います。幡多の3つの青年会議所は共通の課題を抱えています。それは、会員拡大であったり、地域の衰退や担い手不足であったりの形で、近年顕著に見えるようになってきました。実際、LOMの存続自体が厳しくなっている青年会議所もあります。顔の見える関係を発展させ、課題の解決を共に図れるよう、一歩踏み込んだ協力関係を築いていく必要があります。
 そのためには、交流事業で何をするかも大切ですが、それと同じくらい、事業に至るまでの過程を大事にしていただきたいと思います。理事長同士、専務同士、そして委員会や担当者同士が、互いに連絡を取り合い、相談し、酒を酌み交わす中で生まれる関係こそが、交流事業の成果であり、次世代に向けての財産になると思います 。
 

【ブロック事業との連携】
 全国の青年会議所共通の課題として会員数の減少や在籍期間の短さが指摘されていますが、中村青年会議所でも、同様の課題に直面する中で次世代を担う人材の育成は急務になっています。また、地域経済の疲弊や少子高齢化、情報技術の発達など社会の急激な発展によって、私たちが直面する課題も大きく変わってきています。青年会議所が地域や社会から期待される役割や立ち位置も、それに応じて常に変化していきます。中村青年会議所がこれからもあり続けるためには、これらの期待を敏感に掴んでいくとともに、それに応えられる人材を質量ともに育成していく必要があります。
 幸い、2019年度は中村青年会議所から高知ブロック会長を輩出する年です。高知県内7つの青年会議所をはじめとして、地域を超えた青年会議所同士の交流のチャンスは例年以上にあります。そこで、今年度はブロック出向者を中心にブロック支援を目的とした委員会を設けて、他の青年会議所運動と積極的に連携を進めていきます。  具体的には、他のLOMや高知ブロック、四国地区、そして日本青年会議所の情報から、課題解決のために学ぶべき事例や挑戦、教訓などを中村青年会議所に持ち帰っていただき、事業構築の過程での新しい視点や発想の転換、芯となる価値観などに高めていきます。また、そこで得られる会員拡大やアカデミー会員の啓発につながる機会を逃さず活用し、次の世代の核となる人材育成を進めていきます。
 そのためにも、まずはブロックに出向される方々が完璧な運営をブロック協議会でできるように全力でサポートします 。
 

 【可能性を発掘する】
 中村青年会議所は毎年しまんと市民祭に提灯台を出してきました。青年会議所といえば提灯台と思っておられる地域の方もおられるくらいです。その一方、本当に提灯台を自分たちがする必要があるのか、逆に商店街から担ぎ手を奪ってしまっているのではないかという声もないわけではありません。伝統の継承、新たな仲間との出会い、地域の活性化など、様々な要素が提灯台にはあります。その中で、中村青年会議所としては「なんのために」提灯台をやっているのかを今一度問い直していきたいと思います。そのうえで、地域に対して、そしてゆくゆくは地域を超えてインパクトを与えるような可能性に溢れる提灯台事業を行っていきたいと思います。「JCの提灯台は一味違う」「ぜひ担いでみたい」と思われる事業にしていきます。
 また、青年会議所の事業は、地域に対して学びを提供するものでもありたいと考えます。青少年事業は、主に子供たちを対象にし、その健全な育成を目指すものです。どのようなテーマで事業を構築するかのバリエーションが広く、例年特色ある事業が行われています。その中で、子供たちに一番感じてほしいのはそれを担う大人の真剣さだと思っています。子供たちにとって、学ぶ内容以上に大人が真剣に取り組む姿こそが最大の教材になります。どんなことでも真剣に取り組んでいる大人の集まりである青年会議所であればこそ、その真剣さこそが一番子供たちに伝えられることだと思います。そのため、中心となる委員長や委員会がまず自分たちの「やりたいこと」「実現したいこと」をとことん考え、それを子供たちとともに作り上げるような事業を構築していただきたいと思います。
 これら、社会に発信する事業を通じて、地域の可能性を発掘していきたいと思います。例年やっていることでも、もっと違う見方、工夫があるはずです。たとえ単年度の事業であったとしても、それらにチャレンジした結果の積み重ねは、地域にとっても大きな財産となっていきます 。
 

 【自分たちの未来を考える】
 2019年度は、県議選、参院選と選挙が続く年になります。自分たちの代表を自分たちで選ぶ、そのことの意義を十分に考えてもらい積極的に参加してもらうために、四万十市では今回も、しまんと公開討論会実行委員会を中心に公開討論会が開催される予定です。中村青年会議所もその活動に積極的に参加し、討論会開催を支援していきます。もちろん、有権者すべてに対して興味関心を引いてもらうことが重要ですが、特に、若者層に対して、選挙の意義や一票を投じることの重みについて深く考えてもらえるような工夫をし、自分たちの未来を自分たちの手で選び取っていこうという気概をもってもらえる取り組みを目指します。
 

 【新しい仲間を】
 以上の取り組みを通じて、出会える多く仲間たちとの連携を目指していきます。最初にも述べましたが、2019年度は卒業者が引き続き多く出る年になります。中村青年会議所のあり方を引き継ぎ、これからも地域の中で存在感を発揮していくためにも、新たな仲間、会員拡大が重要になってきます。すべての事業は仲間との出会いに通じています。一つひとつの出会いのチャンスを逃さずに拾っていくこと、一人ひとりとの関係を丁寧に作っていくこと、そんな地道な取り組みをすべての事業で行い、会員拡大を目指します。
 

 【最後に】
 青年会議所の活動は、明るい豊かな社会を目指す活動です。社会が変化し、人の価値観も変化していけば、当然、新しい活動を模索しその変化に立ち向かわなければならないときが必ず来ます。それが今なんだという気持ちで、一年間、共に活動をしていきましょう。
 

【事業計画】
  新年賀詞交歓会の開催
  しまんと市民祭提灯台パレードへの参加
  幡多3JC交流事業・合同例会の開催
  枚方JC交流事業の開催
  青少年事業の実施
  高知県議会議員選挙公開討論会支援
  ブロック支援事業
  会員拡大への取り組み 
  アカデミー勉強会 
  広報活動の強化(HP・広報)
  卒業式の開催
 


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